こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
超マニアックな機械「トラッシュレーキ」でしたが、こちらにも色々とリプ頂いたので、それを纏めたいと思います。
レーキって熊手のことだったの!?
「レーキはレーキのまんまなんですね」っていうリプを頂きました。
レーキって熊手のことだったの!?
完全に専門用語でそういう名前なんだと思ってました。
そうか、、、熊手のことだったんだ。。。w
ロータリスクリーン!?
回転するアミアミがあった気がする、というリプを頂きました!
それはもしかしたら、ロータリースクリーン(別名:トラベリングスクリーン)かもしれません。
ゴミ(くらげとか、流木とか)が多い水路に設置されて、連続的にゴミを除去してくれます。
ロータリースクリーンの例はこちら。
書いておいてアレだけど、これ分からんw
解説図をちょっと作ってみました。
左の赤丸部をズームしたイメージ図が真ん中の部分です。
アミの部分は穴が開いたショベルカーのショベルのような形状のような感じになっています。そして、それがキャタピラみたいに連結されているんです。
穴というのはいわゆるパンチメタルで千鳥配列で穴がめっちゃ開いている感じです。
この穴は水は通すけどゴミは通さないので、ゴミをキャッチできます。
「穴あきショベルのキャタピラ」が、それこそキャタピラのように回転するんです。
そして、上の方で取ったゴミが落ちるので、ぐるぐる回しているとゴミが連続的に除去できるのです。
ちなみに、「穴あきショベル」の図をネットで探したら、こんな図が出てきました。
クラゲが可愛い💓
ロータリスクリーンも大がかりな装置なので、動いているところを見ると、かなり感動します。
しかし、これが人目につくところに置いてあるとしたら、かなりレアだと思います。
(いいなぁ。私も見たい。パシャパシャ📷したい)
角落し
ツイッターで大変仲良くさせてもらっているメル(しるるさん)から、まさかの「探しに行った」という報告がw
そして、これですか?っていう質問がw
これ、トラッシュレーキではなかったw
でもこれはこれで、かなりレアなものキターーーー🤩
この写真にある溝、「角落し(かくおとし)」っていう装置の一部です。
この溝に鉄板を落として、水を堰き止めるんです。
イメージは↓こんな感じです。
角落しで水を隔離することで、内側の水を抜いたり、ダイバーが潜ったりして内側の設備をメンテナンスできます。
水路が壊れても、水・流れがあると修理できないからね~。
水を隔離するゲートがあると修理できるんだよ~。地味に重要な設備です。
角落しのいいイメージ写真が手に入ったので、貼っておきます。
こんな感じです↓。壁の溝にスポっと嵌めてますね。
角落しを日常生活で見たのは、かなりレアだと思います。
私は私生活で見たこと無いな~(うらやましい)
角落しについて追加でリプ頂きました
田んぼの入り口についている角落し情報です
写真ズーム
可愛い角落しキターー🤩
農業用水路にも角落しあるんですね!!
しかもこれ、2重構造だぞ!?
チェーンで繋がって現在閉めている小さいやつに加え、溝がある!!
2重構造にしているのはなんか理由があるんでしょうね😃
逆止弁(逆止板)
あと、写真の左の方に謎の蓋みたいなやつが付いていますね。
これは多分「逆止弁」です。パタパタしてるだけの板です。
左方向から右方向に向かって流れるときは、パタパタが開いて流れ、潮が満ちたりして逆流しようとしても開かない仕組みになっているんだと思います。
水門
メル(しるるさん)から他のリプも貰いました。
写真ズーム
水門キターー―!!🤩
この青いやつが水門の開閉装置です。
この下の方に水門が付いているはず!!
これは農業用水路とか、大きめの堰とかに結構あるので、見たことある人も多いのでは?
水門は良い資料が手に入りました。
↓こんな感じになって、青い装置から下のゲート(水門)に向かって鉄の棒が伸びてます。
青い装置はこの棒を上下させるモータとギアの部分です。この装置で下のゲートを開閉させることができます。
この棒、ウォームギアになっていて、回転を上下運動に変える構造になってます。
↓こんな感じ
青いやつの良い例がネットで見つかりました。
ぐへへ。
メカメカしい感じ、たまんねぇぜ!!
この資料は前沢工業という会社様のWebサイトから引用させて頂きました。
↓このページからダウンロードできる資料です
http://www.maezawa.co.jp/ja/product/valve_gate/other/p-86.html
以上。
海水関連設備って結構面白いですね~
ではまた来週~
🦅バサバサ