019 ルーフファン・ベンチレータ

こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。

日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「ルーフファン&ベンチレータ」です。

あぁ、良い眺めだなぁ

ウチのベランダからこんな風景が見れます。

ん?
あ、あれは、、、

はい、ズーム!!👀

あの屋根キノコ型のものがついてる、、、
あ、あれは、、、ルーフファンだ!!!🤩

工場の屋根に付いているのは良く見かけるけど、中身はあまり知られていない機械だ!!

ルーフファンとは

ルーフファンとは、工場の屋根についている↓こんな形のものです。(写真の出典

下から見ると、↓こんな感じです。(写真の出典

下から見た写真に写っていますが、このキノコのような形の中には、ファンが入っています。
↓こんな感じです(写真出典)。

けっこう大型のファンが入ってますね!!
キノコの傘の部分は、まさに「傘」の役割をしていて、雨の侵入を防いでいます。

ファンが回ると、空気は↓こんな感じで流れます。

これで、工場のような大型建物を換気しています。
機械の排気等の熱い空気は天井に集まるので、それの排気のためにルーフファンは天井に設置されます。

メンテを怠ると汚れる

ルーフファンは天井に設置されるので、アクセス性が良くありません。
ということで、メンテがなされないこともよくあるようです。
その結果、こんな写真のような状態に、、、

この写真の真ん中のものは全閉外扇のモータですね。
でも冷却のためのヒダヒダが汚れで埋まっています。

このように汚れが溜まってしまい、モータの冷却機能が悪くなったり、ファン自体の効率が悪くなったりして良いことありません。

ルーフファンのメンテナンスを請け負っている会社もあるようなので、一定の周期でメンテナンスはした方が良いです。(ルーフファンのメンテナンスを請け負っている会社様の例

ベンチレータというのもあるよ

似たような設備に「ベンチレータ」があります。
ベンチレータはファンなどの外部動力を使わず、自然換気を行う設備です。

↓こんなやつも見たことありませんか? これらがベンチレータです。

ベンチレータは固定式と回転式があります。

ベンチレータ(回転式)

ベンチレータには固定式と回転式があり、回転式はこのような感じのものです。

外の風を受けると回るようになっています。
その回転力で中の空気が掻き出される仕組みです。

海外のYoutubeに回転式ベンチレータの動作の様子がありました。
回転すると、中の煙が外に出ているのがすごく良く分かります。

ベンチレータ(固定式)

固定式はこんな感じのものです。

外から見ると分かりにくいのですが、この外の円筒を外すとこんな感じになってます。

固定式ベンチレータを流れる空気の流れを変態EYE👀で透視するとこんな感じに見えます。

このような構造なので、雨が降っても中に水が浸入することなく換気をすることが出来る、という仕組みです。

ちなみに、海外ではこんな四角いヒダヒダ型の固定式ベンチレータもあるようです。

このようなルーフファンやベンチレータのおかげで、機械の排気などで部屋がサウナみたいになることをふせげているんですね!!

作業環境が悪いと、効率が落ちるだけではなく、作業員の人身事故率が増えたりするので、何気に重要な設備です!!


以上。
今日はルーフファン・ベンチレータでした。
工場の天井に結構ついている機械ですので、是非見てあげてください。

ではまた来週~
🦅バサバサ~

感想等はツイッターにお願いします。こちら。
くのへまさざねスタジオはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です