こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「ジェットエンジン」です。
ジェットエンジンの解説を見たいの!?
先日、ジェットエンジンの試験施設についてのツイートに感動しました。
リツイートしたところ、「次の機械解説はこれかな」というリプがwww
ヨシ!!じゃあ今日はこれだ!!
ジェットエンジンの仕組み
ジェットエンジンはこんな仕組みです
なんか見たことあるwww
が、仕組みが全く分からんw
いや、ポイントを押さえると分かるようになるんです。
是非、ジェットエンジンについて変態EYE👀を開眼させてください!
燃料をファイヤーさせます
ジェットエンジンを理解するためには、分割して考える必要があります。
次の画像のように、右半分に注目します。
この右半分が、燃料をファイヤーさせてジェットを作る部分です。
下の図の火の絵(🔥)の部分に燃料を注入&発火させ、ヴァーーーっと高エネルギー気流を作ります。こいつが後方に勢いよく出ていくので、これが推進力になります。
さらに、この高エネルギー気流で、青い羽根(タービン)にぶつけます。
これにより、下の画像のように回転力が生まれます。
この回転力により、上の画像のように白い軸が回ります。
この、白い軸を回すのが超重要です!!!
この白い軸が何に使われるのか、、、それが次のパートになります。
回転力が前に伝わり、風が起きます
次に見て頂きたいのがジェットエンジンの一番前の部分です。
下の画像の色が付いた部分ですね。
ここはとてもシンプルな構造で、前項の白い軸の回転によりこの羽が回されます。
そして、この羽根により生み出された大量の空気流が後方に流れ、ジェット気流を更に強力なものにします。
これで、ジェットエンジンによるジェット気流の完成です。
ジェット気流は実は中央の高エネルギー気流と、それを包み込むような低温の大流量空気流の2層流になっているんですね~(下図のようなイメージです)
高エネルギージェットを生み出すために、、、
ジェットエンジンには、もう一か所重要な仕組みがあります。
👇ここです。
ここに青い羽根が見えますね。
これはコンプレッサーと呼ばれる羽根で、『圧縮空気』を生み出すための羽根です。
前項の黒い羽根で生み出される送風の一部が、このコンプレッサに入っていきます。
このコンプレッサも白い軸にくっついているので、1項のファイヤーにより生み出される回転力によって回転して扇風機のように機能します。
このコンプレッサは多段になっていて、空気がコンプレッサの羽根によってブーストされて、高圧になります。
そして高圧となった空気に燃料を注入しファイヤー!!
これで高温高圧の高エネルギーガスを生成します。
そして第1項に戻るのです!!!
おぉ!!!無限ループ!!!これぞ熱サイクル!!!
ジェットエンジンはこのような仕組みになっています。
復習
では、復習してみましょう。
①ここでファイヤーします。後ろの羽根は高エネルギーガスにより『回され』ます
②この回転が一番前の黒い羽根に伝わり、空気を後ろに送ります。
これでジェットエンジンのジェット気流の出来上がり!!
③一部の空気はコンプレッサに送られ、高圧空気を作ります。
こいつにファイヤーすれば無限ループだ!!!
このような仕組みなので、最初の画像もだいたいこんな感じのイメージなんだと予想されます。
3Dプリンタでモデルが公開されてますね
なんとジェットエンジンの3Dプリンタ用モデルが、Thingiverseに公開されてます。
👇ここです。
https://www.thingiverse.com/thing:1327093/remixes
これすごいよね~
部品点数がすごく多いですが、私もそのうち印刷して組み立てようと思います!!😆
以上。
今日はジェットエンジンでした~
こういう動力装置のポイントは、「高圧になったところに熱を加える」というのがミソです
今回も圧縮空気のところをファイヤーしてましたね!!
必ず「圧縮したところに熱を加える」んです。
これを押さえておけば、あなたも「通」です。
ではまた来週~
🦅バサバサ~