020 エクセルでメールを作る方法(参照設定ver)

こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。

前回、エクセルでメールを作る方法を紹介しました。
今日は、エクセルVBAの「参照設定」を使ってコーディングする方法を紹介します。

まずはエクセルVBAで参照設定をする

エクセルVBAを開き、ツールバーの「ツール」をクリック ⇒「参照設定」をクリックします。

この画面が出てくるので、ずっと下の方にある「Microsoft Outlook 16.0 Object Library」をチェックします。

↑これのチェックボックスをチェックしたら、OKボタンを押します。

これで「参照設定」はOKです。
これで、アウトルックVBAのライブラリが使えるようになり、Outlook.Applicationを呼び出せるようになります。
また、olMailItemのような「ol」から始まるオブジェクトを使うことが出来るようになります。

エクセルでメールを作る基本コード(参照設定ver)

↓エクセルVBAにこのコードをコピペすれば動くと思います。

Sub エクセルでメール作成_参照設定ver()

'参照設定をする場合はこちら
    Dim appOL As Outlook.Application
    Set appOL = New Outlook.Application

    Dim objMail As Outlook.MailItem
    Set objMail = appOL.CreateItem(olMailItem)   'olMailItemは「0」と書いてもOK
    
    With objMail
    
        .to = "XXX@xx.jp"
        .cc = "YYY@xx.jp"
        .bcc = "ZZZ@xx.jp"
        .Subject = "Test"
        .body = "Testメール"
    
        .display    '作成メールをウィンドウ表示する
'        .Save      '作成メールを下書き保存する
'        .Send      '作成メールを送信ボックスへ送る
    
    End With

End Sub

上記コードを使うとエクセルでOutlookメールが作れます。(前回と一緒です)
コード中の詳細はこちら
.to:宛先
.cc:CC宛先
.bcc:BCC宛先
.Subject:件名
.body:本文

最後の.display、.Save、.Sendは、コードにメモした通り、ウィンドウ表示・下書き保存・送信ボックスから送信、を表しています。
下書き保存したい場合は、頭の「’ (シングルクオーテーション)」を消し、.displayの方に「’」を付けてください。


Web上でエクセルでメールを作る方法を検索すると、この参照設定を使う方法の方がメジャーな気がします。

ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~

感想等はツイッターにお願いします。こちら。
くのへスタジオはこちら。
Outlook-VBAコーナーはこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です