022 Outlook VBA\ 返信メールを作成

こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。

前回の記事で「全員に返信ボタン」を押した時と同じ、「全員に返信メール」を作る基本コードを解説しました。
今回は、「返信ボタン」を押したときと同じ、「返信メール」を作る基本コードを解説します。

返信メールを作成するコード

↓このコードをコピペすれば動くと思います。

Sub ReplyTest()
  
'受信ボックスで選択している1番目のメールを抽出する
  
  Dim objSelect As Outlook.Selection
  Dim objItem As Object

  Set objSelect = Outlook.Application.ActiveExplorer.Selection
  Set objItem = objSelect.Item(1)
  
'返信メールとしてobjReplyを作成する
  Dim objReply As Object
  Set objReply = objItem.Reply
    
'返信メールを記述する。
'件名や宛先はReplyメソッドで返信設定されるので、BodyだけでOK
'Bodyに返信元の文章データが入っているので、最後に+.Bodyを書く

  With objReply
    .Body = "返信です" + .Body
    
    .Display    'ウィンドウ表示する
'    .Save      '下書き保存する
'    .Send      '送信ボックスへ送る
  End With
    
End Sub

このコードはReplyメソッドを使って、objReplyに「返信メール」としてのデータを作成するところがミソです。
前回の記事では、ReplyメソッドではなくReplyAllメソッドを使ったのですが、それ以外はすべて同一のコードになります。

受信ボックスでメールを選択している状態でこのコードを動かすと、「返信」とほぼ同じ状態のメールを作成できます。

この.Bodyの部分に返信の定型文を書いておけば、一発で返信定型文が作れます。


返信を操れるようになると、イベントと組み合わせれば、所定の件名のメールが到来したら、自動的に返信メールの下書きを作る、なんて応用も出来そうです。

ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~

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