こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「エアピストン弁」です。
ちょっと遠出したところに、、、
奥様から運動するように注意されてまして、ちょっとサイクリングしてきました
そしてちょっとした工場のところで、この風景に出会いました
(。´・ω・)ん?
んん??
はい!!ズーム!!
おぉぉ!!!エアピストン弁だ!!!
弁体はボール弁かな~👀
エアピストンにエアセット、電磁弁、リミットスイッチもついているぞ!!
今日はこのなかのエアピストンとボール弁を解説します。
エアピストン弁
エアピストン弁というのは、弁の開閉を空気ピストンで行う弁のことです。
弁の開閉動作をさせる装置を「アクチュエータ」と呼ぶのですが、それが空気を使ったピストン式なのでエアピストン弁です。
この部分がエアピストンになっています。
こいつを変態EYEで見てみましょう👀。多分こんな感じになっています。
どうでしょう?シンプルに書いてみたつもりです。
左の青いエリアが空気が入る箱になっていて、黄色の線のように空気が供給されるとバネがギューっとされながらも青い棒が動く仕組みです。
ガチの図がこちらです(Kitz社様のカタログをお借りしました)。この図は右側がバネではないタイプですが、空気シリンダ(左側)とその棒の動きが真ん中の縦の棒を回転させる力に変換される仕組みが良く分かります。
同じくKitz社のカタログで、今度はバネ部分の構造が分かる図がこちらです。
弁を動かすアクチュエータの構造はこんな感じになっています。
なかなか難しいね!!
ボール弁
ボール弁というのは、穴が開いたボールを90度回すことで、開閉できる弁のことです。
TLV社様のホームページのGIF動画が本当に分かりやすいです。
90度回すと全開・全閉を切り替えられるし、回転運動なので弁を動かす力もそんなに必要としない優れた型式です。
弱点は「仕切り」で、完全に流体をシャットアウトする性能が弱いんです。ボールの中を通らず、ボールの表面を伝うような流れをなかなか止められないんです。
また、微細なゴミがボールと弁の外側の隙間に入り込むと、弁が動きにくくなったり傷つけたりするので、異物が入り込みやすい場所にはなかなか使いにくいという特徴があります。
でも小型で90度だけで動かせる弁であり、特徴を正しく把握して使えばとても優れている弁です。
以上。
今日はエアピストン弁、ボール弁でした~
今日はちょっと難しいかな~
でも弁も面白いんですよ~
ではまた来週~
🦅バサバサ~