こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「機関車」です。
京都の鉄道博物館に行きたいな~
お盆ですね!!
せっかく関西に住んでいるので、京都の鉄道博物館にコロナが落ち着いてきたころに、また行きたいな~と思っています。
今日は鉄道博物館に行った時に役に立つ変態EYE👀を紹介します。
蒸気の力で動く、、、って実は仕組みを知らない
蒸気機関車がポォーーーって音を立てながら走っているところをイメージできる人は多いと思います。
でも、どういう仕組みで蒸気のエネルギーが動力に変換されているか知っている人は殆どいないのではないでしょうか?
蒸気機関車の写真をちょっと眺めてみます。
この写真の中で、蒸気の力を動力に変換しているところはと言うと、、、
ここです!!(↓赤丸部)
ここをよくよく見ると、2つの鉄の筒があることが分かります。
この2つの鉄の筒が、蒸気の力を動力に変換しています。
蒸気機関車の動力変換部の仕組み
下のピストンがメインの動力変換部です。
かなりシンプルにした図を作ってみました。
ピストンの左と右に蒸気を入れて往復動させることで、車輪の回転エネルギーに変換しています。
動力変換装置は結構シンプルですね!!
でも、この装置の難しいところは、蒸気を左側・右側に入れる部分です。
蒸気を左右に導入する装置
小樽市のホームページに非常に分かりやすい図がありました
鉄アレイのような形のものが上のピストンシリンダの中を動くことで、下のピストンへ蒸気を上手く振り分けて送っているのです。
現物の写真がこちらです。↓
よくよく見ると、上のピストンと下のピストンは、逆の位置にあることが分かります。
たとえば、下のピストンが右にある時は上のピストンは左にあります。
逆の位置を作るために、途中にリンク機構が組み込まれてますね!!
このリンク機構の構造はいろいろと種類があるようです。
なんとエクセルで動画を作って公開している方がおられたので、リンク先を紹介いたします。
動画はかなり作りこまれています。これはすごい。
http://yfuruya.html.xdomain.jp/page5-2.htm
この機構、なんか見たことあるぞ、、、
この機構はなんか見たことないですか?
そう、ガスメータです!!実はガスメータも類似機構でしたね!!
(ガスメータの記事はこちら)
蒸気機関とガスメーターが類似機構を使っているって、なんかロマンを感じます!!
以上。
今日は「機関車の動力機構」でした~
ではまた来週~
🦅バサバサ~