こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「地上式変圧器」です。「パットマウント変圧器」とも言います。
(今日の記事はちょっとむずかしい、、、)
この街並みアレがありません
ここは私の家の近所の写真です。
アレが無いと思いませんか?
そう、あれです↓
この赤い線のように普通は「電柱」があるのに、ここには無いですね!!
そう、この場所は電線が地中化されているんです。
電線が地中化されている道路には必ずこの箱↓があります。
これが今日の主役「地上式変圧器」です
変圧器とは
先週「キュービクル」を記事にしましたが、あれと機能は一緒のものです。
下の写真の通り、電柱には
上部に6600Vの高圧線、
下部に100V(取り方によっては200V)の低圧線
が走っています。
そして、6600Vの電圧を100Vに変えるバケツみたいなやつが付いています。
それが変圧器です。柱上変圧器といいます。
変圧器により6600Vを100Vに変圧しています。
このバケツが地上に設置されているものが、「地上式変圧器」です。
つまり、電柱にあるあのバケツを地上に設置する場合は、この箱みたいなものになるんだね!!
地上式変圧器周りの電線構造
自治体が無電柱化について色々とネット上に資料を公開しています。
非常にわかりやすい資料がありました。
地上変圧器の真下はコンクリートの箱のような形になっており、地中から高圧電線と低圧電線が地上変圧器に立ち上がって接続されています。
メンテナンスも必要なので、コンクリートの箱には入れるようにマンホールや蓋が付いています。
こんな感じ↓で工事しているそうです。左の写真には電線を通すパイプがいっぱい出ているのが見えますね。
地上変圧器の中身
中はこんな感じになっているそうです。(出典)
なるほど分からん🤩
落ち着いて文字を読むと、ケーブル、ヒューズ、ブッシング(:絶縁機能を持った電気の端子のこと)が書かれていますね。でも、変圧器本体は隠れて見えないw
これは専門性が高く、見ても何が何やら分からないと思います。
「変圧器と付属設備が詰まっている」と思ってOKです。
以上。
今日は地上式変圧器でした。
電気設備ってちょっと難しいよね~
今日の記事では、
①電柱が地中化されているところには、この箱があること
②この箱は、電柱の上にあるあのバケツと類似機能があること
③この箱の下にはコンクリートの箱が付いていて、マンホールなどがついていて入れること
の3つくらいが伝われば嬉しいです。
ではまた来週~
🦅バサバサ~