こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
Outlook VBAでイケてるものを作った!!と思って、同僚に使って貰いました。
その結果、初日は使えて超便利!!って言ってもらえました。
しかし、2日目から「デジタル署名がされていないマクロは使えません!」というエラーが出てしまい使えなくなったと連絡がきて、バタバタと対応した。
デジタル署名の設定はこうやります。
デジタル署名の作成方法
①以下アドレスのSELFCERT.EXEを実行
C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16
ちなみに、ネットで調べているとこんなアドレスにある場合もあるらしく、windowsのバージョン環境にちょっと依存するみたいです。
例1)C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\SELFCERT.EXE
例2)C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15\SELFCERT.EXE
②SELFCERT.EXEを実行し、名前を書いてOKを押す
↓このような感じです
「署名ができました」的な画面が出ると作成完了!
③本当に作成できているか確認する(間違って作成した場合もこちら)
‣「ファイル名を指定して実行」から、「certmgr.msc」を実行
‣ 個人⇒証明書、の中に先ほど作ったデジタル署名があることを確認する
あった!!キターー🤩
ちなみに、間違って削除した場合もこの画面で削除操作を行えば削除できます。
④マクロにデジタル署名を付与する
OutlookのVBEを開いて、上のツールをクリック
出てくるメニューの中の「デジタル署名」をクリック
「選択」をクリック!!
さっき作った証明書が勝手に選択されるので、OK!!
署名のところに、さっき作った署名が書かれているので、OKボタンを押す!!
ヨシ!!これでOK!!
デジタル署名の確認
では確認!
Outlookをいったん閉じてもう一度開き、Alt + F11を押してVBAを開きます。
すると、こんなメッセージボックスが出てきますので、「この発行者のドキュメントをすべて信頼する」をクリック。(まあ、自分だからね。)
これでデジタル署名もOK!!
留意事項
デジタル署名を行った後でマクロをエクスポートしても、生成される.basファイルにはデジタル署名データは含まれません。
そのため、.basファイルを配布してインポートして貰った場合、インポートして貰った人自身でデジタル署名の処置をする必要があります。
デジタル署名の処理をしておかないと、2日目からマクロが起動できなくなります💦
Outlook VBAに目覚めた方は、是非この処置をして下さい☺
ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~