023 Outlook VBA 転送メールを作成

こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。

以前の記事で「全員に返信メール」を作る基本コードを解説しました。
今回は、「転送メール」を作る基本コードを解説します。

転送メールを作成するコード

↓このコードをコピペすれば動くと思います。

Sub ForwardTest()
  
'受信ボックスで選択している1番目のメールを抽出する
  
  Dim objSelect As Outlook.Selection
  Dim objItem As Object

  Set objSelect = Outlook.Application.ActiveExplorer.Selection
  Set objItem = objSelect.Item(1)
  
'返信メールとしてobjReplyを作成する
  Dim objFW As Object
  Set objFW = objItem.Forward
    
'転送メールを記述する。
'件名や宛先はReplyメソッドで返信設定されるので、BodyだけでOK
'Bodyに返信元の文章データが入っているので、最後に+.Bodyを書く

  With objFW
    .Body = "転送です" + .Body
    
    .Display    'ウィンドウ表示する
'    .Save      '下書き保存する
'    .Send      '送信ボックスへ送る
  End With
    
End Sub

このコードはForwordメソッドを使って、objFWに「転送メール」としてのデータを作成するところがミソです。
以前の記事では、ForwordメソッドではなくReplyAllメソッドを使ったのですが、それ以外はすべて同一のコードになります。

受信ボックスでメールを選択している状態でこのコードを動かすと、「転送」とほぼ同じ状態のメールを作成できます。

この.Bodyの部分に返信の定型文を書いておけば、一発で転送定型文が作れます。


転送はイベントと組み合わせれば、所定の件名のメールを配下社員に自動転送という応用も出来そうです。

ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~

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