こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
以前の記事で「全員に返信メール」を作る基本コードを解説しました。
今回は、「転送メール」を作る基本コードを解説します。
転送メールを作成するコード
↓このコードをコピペすれば動くと思います。
Sub ForwardTest()
'受信ボックスで選択している1番目のメールを抽出する
Dim objSelect As Outlook.Selection
Dim objItem As Object
Set objSelect = Outlook.Application.ActiveExplorer.Selection
Set objItem = objSelect.Item(1)
'返信メールとしてobjReplyを作成する
Dim objFW As Object
Set objFW = objItem.Forward
'転送メールを記述する。
'件名や宛先はReplyメソッドで返信設定されるので、BodyだけでOK
'Bodyに返信元の文章データが入っているので、最後に+.Bodyを書く
With objFW
.Body = "転送です" + .Body
.Display 'ウィンドウ表示する
' .Save '下書き保存する
' .Send '送信ボックスへ送る
End With
End Sub
このコードはForwordメソッドを使って、objFWに「転送メール」としてのデータを作成するところがミソです。
以前の記事では、ForwordメソッドではなくReplyAllメソッドを使ったのですが、それ以外はすべて同一のコードになります。
受信ボックスでメールを選択している状態でこのコードを動かすと、「転送」とほぼ同じ状態のメールを作成できます。
この.Bodyの部分に返信の定型文を書いておけば、一発で転送定型文が作れます。
転送はイベントと組み合わせれば、所定の件名のメールを配下社員に自動転送という応用も出来そうです。
ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~