008 PIR人感センサをシミュレート

こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。

金曜日のIT/電子工作DIYシリーズ。

今日は「PIR人感センサをシミュレート」です。

PIR人感センサを思い出そう

先週紹介したPIR人感センサを覚えていますか?

Passive Infrared Rayの略で、フレネルレンズと赤外線センサを用いたモーションセンサです。

こんなやつですね~

人感センサ付きのLED電球についているやつで、動きを検出するセンサです

思い出しましたか?

詳しくは先週の記事をご参照ください。

今日はこれの動きをシミュレートしてみます

PIRセンサってどうやって使うの?

PIRセンサは電子工作入門者に優しい超簡単な電子パーツです。

PIRセンサには3つの端子があります。

良い画像がネット上でゲットできなかったので、手持ちのPIRセンサの端子部の動画を撮ってみました。

黄色いところが3本の端子になっていて、VCC、OUT、GNDって書いています(GNDは文字が潰れて読めないw)

このVCCが電池をプラス、GNDを電池のマイナスにつなぐと準備OKです。

モーションを検知 ⇒ OUTの電圧が高くなる

モーションを検知せずに時間がたつ ⇒ OUTの電圧が低くなる

という感じで動きます。

これを以前作ったトランジスタの回路に組み込んで、モーションを検知したらライトが光る回路を作ってみます

シミュレートしてみた

はい!!作ってみました

ここにPIR人感センサを付けています。

3つの端子について、赤線と黒線を電池のプラスとマイナス、黄色をトランジスタのベースにつないでいます。

(Tinkercad上のPIRセンサの端子は、私の手元のPIRセンサとは並び順が違いました)

これで

モーションを検知する

⇒トランジスタのベースに電圧が掛かる

⇒LEDに電流がながれる

という仕組みです。

おぉ!!なんか複雑になってきた気がする!!

シミュレートしてみた

シミュレートしてみました

センサーの検知範囲が表示されているので、そこに球を動かすと2秒くらいLEDが光ります!!

ヨシ!!

これは人感センサ―のように使えば実用できる様な気がします😄

以前のCDSと組み合わせれば、「夜だけ人感LEDライト」みたいなものが作れるような気がしてきませんか!?


以上。

今日はPIR人感センサをシミュレートでした。

来週はリアルワールドでやってみます!!

ではまた来週~

🦅バサバサ~

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余談

VCCはプラスに接続する電源端子という意味なんですが、

Vは電源、Cはコレクタを表しているそうです。

VCでもいいんですが、なんとなく間違えそうなのでCを2つ重ねてVCCと言うんだそうです。

電子パーツではこの類のものが色々とあり、マジ混乱してワケワカメになります。

V+:プラス電圧のプラス(プラスにつなぐ。分かりやすい。)

VCC:コレクタのC(プラスにつなぐ)

VDD:ドレインのD(やっぱりプラスにつなぐ)

V-:マイナス電圧のマイナス(マイナスにつなぐ。わかりやすい)

GND:グランドを略してGND(マイナスにつなぐ。わかりやすい)

VSS:ソースのs(やっぱりマイナス側につなぐ)

いや、これ分かりにくいよ。。。

V+とV-で統一してほしい。マイナスという概念が微妙なら、V-ではなくGNDでもいい。

でもVCC、VDD、VSSが本当にわかりにくい。VSSはソースのSって、、、ソースという名前からして電池のプラスにつけた方がよさそうじゃん!!

MOSFETはコレクタではなくドレインなんだ!とか思う方もおられるのは重々承知の上です。

が、この名前のややこしさが電子工作を始めようとしている方のハードルを無駄に上げていると思う。

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