こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
金曜日のIT/電子工作DIYシリーズ。
今日は「PIR人感センサをシミュレート」です。
PIR人感センサを思い出そう
先週紹介したPIR人感センサを覚えていますか?
Passive Infrared Rayの略で、フレネルレンズと赤外線センサを用いたモーションセンサです。
こんなやつですね~
人感センサ付きのLED電球についているやつで、動きを検出するセンサです
思い出しましたか?
詳しくは先週の記事をご参照ください。
今日はこれの動きをシミュレートしてみます
PIRセンサってどうやって使うの?
PIRセンサは電子工作入門者に優しい超簡単な電子パーツです。
PIRセンサには3つの端子があります。
良い画像がネット上でゲットできなかったので、手持ちのPIRセンサの端子部の動画を撮ってみました。
黄色いところが3本の端子になっていて、VCC、OUT、GNDって書いています(GNDは文字が潰れて読めないw)
このVCCが電池をプラス、GNDを電池のマイナスにつなぐと準備OKです。
モーションを検知 ⇒ OUTの電圧が高くなる
モーションを検知せずに時間がたつ ⇒ OUTの電圧が低くなる
という感じで動きます。
これを以前作ったトランジスタの回路に組み込んで、モーションを検知したらライトが光る回路を作ってみます
シミュレートしてみた
はい!!作ってみました
ここにPIR人感センサを付けています。
3つの端子について、赤線と黒線を電池のプラスとマイナス、黄色をトランジスタのベースにつないでいます。
(Tinkercad上のPIRセンサの端子は、私の手元のPIRセンサとは並び順が違いました)
これで
モーションを検知する
⇒トランジスタのベースに電圧が掛かる
⇒LEDに電流がながれる
という仕組みです。
おぉ!!なんか複雑になってきた気がする!!
シミュレートしてみた
シミュレートしてみました
センサーの検知範囲が表示されているので、そこに球を動かすと2秒くらいLEDが光ります!!
ヨシ!!
これは人感センサ―のように使えば実用できる様な気がします😄
以前のCDSと組み合わせれば、「夜だけ人感LEDライト」みたいなものが作れるような気がしてきませんか!?
以上。
今日はPIR人感センサをシミュレートでした。
来週はリアルワールドでやってみます!!
ではまた来週~
🦅バサバサ~
余談
VCCはプラスに接続する電源端子という意味なんですが、
Vは電源、Cはコレクタを表しているそうです。
VCでもいいんですが、なんとなく間違えそうなのでCを2つ重ねてVCCと言うんだそうです。
電子パーツではこの類のものが色々とあり、マジ混乱してワケワカメになります。
V+:プラス電圧のプラス(プラスにつなぐ。分かりやすい。)
VCC:コレクタのC(プラスにつなぐ)
VDD:ドレインのD(やっぱりプラスにつなぐ)
V-:マイナス電圧のマイナス(マイナスにつなぐ。わかりやすい)
GND:グランドを略してGND(マイナスにつなぐ。わかりやすい)
VSS:ソースのs(やっぱりマイナス側につなぐ)
いや、これ分かりにくいよ。。。
V+とV-で統一してほしい。マイナスという概念が微妙なら、V-ではなくGNDでもいい。
でもVCC、VDD、VSSが本当にわかりにくい。VSSはソースのSって、、、ソースという名前からして電池のプラスにつけた方がよさそうじゃん!!
MOSFETはコレクタではなくドレインなんだ!とか思う方もおられるのは重々承知の上です。
が、この名前のややこしさが電子工作を始めようとしている方のハードルを無駄に上げていると思う。