こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「とう道」です。
とう道って知ってますか?
日本の情報通信ケーブルってどこを通っているか知っていますか?
答えが「とう道(洞道)」と呼ばれる秘密の地下トンネルです。
↓とう道の中の写真がこちらです。通信ケーブルがラックに乗ってずっと先まで続いています。
私は20年くらい前に一度だけ東北仙台のNTTの地下のとう道を見学させて頂いたことがあります。
その時に案内して頂いた方に「このトンネルは東京まで繋がっているんだよ」と教えて頂き、本当にびっくりした覚えがあります。
とう道の模式図
NTTさんから図をお借りしてきました
道路の下に「浅い」とう道が走っていますが、地下鉄とかの下を通るところは深くなっています。
仙台でとう道に入った時も、かなり深いところまで下りました。
すごいなぁ。こんなものを作るって、人間のパワーはすごい。
情熱大陸(登大遊さんの回)で出てました
以前の情熱大陸で登大遊さんが出演されていた回に、とう道が出ていましたね。
かなり深いところにあるトンネルで、グレーチングから下を見ると恐怖を覚えます。
本当にガチのマイクラです!
まあ、残念ながら50m下がってもダイヤモンド鉱石は出てきません。
とう道は強い
とう道は地震に強い設計がされています。
何かの際に地下トンネルが潰れてしまい、情報が寸断されないよう配慮されています。
また、地下なので水が溜まりやすくなっているはずです。浸水と排水設備はかなり手厚く作っているはずです。
同じく火災に対して弱い面があるはずです。簡単に消防隊員がアクセスできないので、素材を難燃性にしたり、自動消火設備が付いているはずなんです。
でも電気設備だから水ではなく、粉末消化設備とかが付いているはずなんです。。。
あぁ、あまり情報が公開されてないんだけど、そのあたりがかなり工夫されてるはずなんですよ。
あぁ、、消火設備に、排水ポンプ、、、、冗長化されているはずだし、ある程度のトラブルに対処できるよう、何かしら有事の事象が想定されているはずなんです。。。あぁ、見てみたい。はぁぁ(恍惚)。
見学はなかなか難しそうです
2020年にNTT西日本にとう道の見学が出来るタイミングがないか問い合わせてみました。
結果、NTT西日本(兵庫)さんには断られました。残念!!
まあ、機密事項や安全面で難しいところはあるよね~
でも、もしも今後NTT西日本(大阪)とかで見学できる機会があれば是非申し込んでみたいと思います。
以上。
今日は「とう道」でした。
この記事を読んだ方でNTT関係者がおられましたら、是非見学イベントをご紹介下さい。是非また行ってみたいです。
ではまた来週~
🦅バサバサ~