こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
IT活用コーナーを隔週で記事化していこうと思います。
今日は「OneNoteを使ってみよう」です。
皆さんはOneNoteを使ったことがありますか?
全く使ったことが無い方もおられると思います。でも、とっても便利なツールなのでぜひ使ってみて頂きたいと思います。
OneNoteとは
OneNoteとはマイクロソフト社の「Microsoft Office」に含まれるアプリの1つです。
こんなアイコンのアプリです。
いわゆる「ノートアプリ」の一つで、同じジャンルのアプリとして「EverNote」などがあります。
OneNoteはWordにとても良く似ています。
次の画像のように文章を書くことができ、この操作感はWordとほとんど一緒です。
一方、OneNoteとWordは次のような点が違います。
1)自由な場所に書き込みが出来る
2)自由な場所に添付資料が貼れる
3)ほぼリアルタイムに保存される。よって、複数人で同時編集できる。
この1)が「ノートアプリ」と呼ばれる所以であり、紙のノートのように自由に書き込むことができます。
2)の機能が非常に優れていて、添付資料として好きな位置に貼ることができます。
Notesというソフトを使ったことがある人は、掲示板と同じような感じだと思っていいと思います。
ちょっとご注意頂きたいのは、Windows10に「OneNote for Windows10」が標準装備されていますが、「OneNote」と「OneNote for Windows10」は別アプリです。
使い方は殆ど一緒なのですが、見た目がちょっと違います。(後述)
また、OneNote for Windows10はOutlookと連携できません(重要!)。
ちょっとめんどくさいですが、是非「OneNote」をダウンロードして下さい。
OneNoteの階層
OneNoteは3段階の階層に分かれており、情報を分類して保存することができます。
第1階層:ノートブック
第2階層:セクション
第3階層:ページ
ノートブックはここをクリックすると選択できます。
OneNoteはマイクロソフトのサーバにある「OneDrive」という外部サーバのノートブックがデフォルトで作られていますが、ローカルPCにノートブックを作ることもできます。
作ったノートブックがどのフォルダに保存されているかは、ノートブックを右クリックし、「プロパティ」を選択すると確認できます。
次に「セクション」は上のタブのことです。
これでノートブックの大分類の内容を中分類で仕分けることができます。
最後に「ノート」です。これがページデータの本体になります。
ノートのタイトルは次の位置に書いた文書になります。
このタイトルを分かりやすい単語を付けておくと、後から検索しやすくなります。
OneNoteのイケてる機能(検索)
OneNoteの検索機能は結構イケてます。
画像の位置に検索欄があるので、ここでキーワード検索できます。
何がイケてるかというと、今開いているノートブック・セクションだけではなく、登録されているノートブック全てを検索してくれます。
割と高速に検索してくれるので、結構便利に使うことができます。
OneNoteのイケてる機能(開いたノートブックを記憶)
OneNoteは一度開いたノートブックを記憶してくれます。
ノートブックのところをクリックすると、自分のOneNoteが記憶しているノートブックが一覧になります。
共有サーバに保管している他の人が作ったノートブックがあったとして、わざわざそのサーバアドレスにアクセスしなくても、ここをクリックするだけで開くことができます。
この機能が超重要です!
ITに強い方や事務作業を行っている方は、色々とパソコンの使い方や事務手続きの細かい質問が到来すると思います。
この質問はすぐにメールやTELで回答せず、OneNoteに書いていきましょう。
そうするとデータベースが出来ていきます。
次回紹介する「Outlookとの連携」と合わせて活用することで、調べて回答する手続きをどんどん省力化することができます。
質問者が一度OneNoteで調べ、そこに無いときに担当者に問い合わせしてくれるようになると理想的です!!
OneNoteとOneNote for Windows10の違い
OneNoteとOneNote for Windowsは、ほとんど一緒の機能です。
でも見た目が違うので、最初に見た人は「ふぁっ!?」となると思います。
下の図のようにノートブック、セッション、ノートの位置が違います。
でも違いはこれだけで、後の機能はほとんど一緒です。
OneNote for Windows10で作られたOneNoteデータは次のフォルダに保存されています。
(これがすごく分かりにくい。。。)
C:\Users\%username%\AppData\Local\Microsoft\OneNote\16.0\バックアップ\
OneNote for Windows10はどうやら消えゆく運命のようであり、OneNoteに一本化されていくようです。(参考記事)
今日は「OneNote」の紹介記事1本目でした。
次回はOutlookとの連携について投稿します。
ではまた別の記事で~
🦅バサバサ~