こんにちは、くのへ@MasazaneKunoheです。
日曜日の機械紹介シリーズ。
今日は「バージ船」です。
こ、こ、これは、、、
ウチの近くの工業地帯海岸ゾーンを通っていたら、、、
こ、こ、これは、、、
はい、ズーム!!👀
バージ船だ!!!🤩
知名度低い船キターー!!!!
バージ船とは
バージ船とは、日本語では「艀(はしけ)」と呼ばれています。
荷物を大量に載せることが出来る底の浅い船です。
でも、エンジンを持たず自分では動くことが出来ません。動かすときは他の船で牽引して貰います。
(↓こんな感じ)
バージ船は超大型機械や多量の物資を積載することができます。また、底が浅いので大型船が入れない河口や水路にも入れる特徴があります。
なので、海岸沿いの工業ゾーンで働いている船をよくよく見ると、バージ船が結構働いているのをみれますよ。
Wikipediaにも「艀(はしけ)」として記事ありました。
プッシュバージ
先ほどの写真、謎の凹みがあります。
これは一体なんでしょう?
わたしもこれは全く分からなかったので調べました。
そうしたら結構面白いことが分かりました。
バージ船は牽引船で引っ張るだけではなく、プッシュバージと呼ばれる「押す」方法でバージ船を動かすパターンがありました。
こんな感じ↓で、動力を有する船がバージ船を押すんです。
あの凹みがあることにより、バージ船に動力船がフィットするんだね!!
(動力船から受ける力を一転集中させずに分散させれるんだね!)
↓多分、こんな感じの動力船が押すイメージ
アーティカップル
今回のパージ船には搭載されていませんでしたが、プッシュパージ船には「アーティカップル」という装置および溝があることがあるようです。
これは、この溝に棒を突っ込むことで、動力船とバージ船をしっかりと固定してしまうことで、一つの船として動かせるようになり、効率や安定性が増す構造とのことです。(↓固定イメージ図)
江名製作所様で、アーティカップルを製作しているようです。
↓こちらの写真のような油圧で動くピストン構造の機械であり、とてもロマンを感じます。
以上。
今日はバージ船でした。
大昔から水上輸送に使われいて、大型・多量・大重量の物品を安価に運ぶことができるので、とても優れた機械です。
海岸工業ゾーンを通ったら是非見てあげてください。
ではまた来週~
🦅バサバサ~